商品開発の裏側大公開〜ちょっとだけよ♥〜
隙間なくピッタリと装着できる。これ、実は当たり前のようで、当たり前じゃない。ゆえに、技術力がないメーカーは「汎用」と称して、大きくもなく、小さくもない商品を作る。結果、どんなクルマにも装着できるが、フィット感は最悪。
車種専用設計の3Dフロアマット
ケースペックの商品は「車種専用設計」のアイテムが豊富に揃っている。フィット感が最高で、一切のズレがない。その商品クオリティの高さがユーザーの信頼を生み、その積み重ねによって今の人気メーカーとしての地位を獲得したわけだ。
ケースペックは、なぜ、フィット感が抜群の車種専用設計品が作れるのか。その秘密兵器はコチラ。3Dスキャナーである。ちなみに、3Dスキャナーの値段はウン百万円。余裕で高級セダンが買える値段。
例えば、フロアマットを作る場合、まずは起点となる「点」を配置。「色々と状況によって変わりますが、10センチ間隔ぐらいに配置します。複雑な形状の場合は5センチ間隔にしたりして、臨機応変に行います」と筒井サン。
そして、スキャンを開始。「このスキャナーには3つのレンズがついています。そのレンズで照射と読取を行い、その部分のサイズ感を読み取っていきます」。
さらに、次はレーザーを照射。赤い光がレーザーだ。「このレーザーによって、その場所の凹凸やアールなどを読み取ります」。
読み込んだデータをパソコンで処理。「余分な部分を切り取り、必要な部分の情報だけに仕上げれば、これで元データが完成です」。
ここから先の処理は企業秘密だが、この時点で寸法取りは完璧。こうして、フィット感が抜群の車種専用設計品ができあがるのだ。
ちなみに、ケースペックの筒井サンの別名は「データハンター」。どんなに難しい部分でも、的確に素早くデータを取ることから、そんな異名がつけられたそう。「今後もこの3Dスキャナーを活用して、フィット感が抜群の商品をどんどん作っていきます。楽しみにしていてくださいね!」。
◉ケースペック
http://www.kspec.co.jp
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