TRD×モデリスタ。 2社がタッグを組んで作ったプリウス。
TRDとモデリスタ。なんと、トヨタ直系の人気チューナー2社が手を組み、1台の車輌を製作。それが「Ambivalent “RD” PRIUS PHV CONCEPT」である。
ベースはプリウスPHV。グリルレスのフロントマスク、ブラックアウトされたヘッドライト。フロントバンパーの左右にはイルミネーションを投入し、さらにホイールだって星形に輝く。未来感というよりも、マンガに登場しそうな個性的なデザイン。
どうしてTRDとモデリスタが手を組んだのか。簡単にいうと、2018年4月に統合したから。現在、TRDとモデリスタは、トヨタ・カスタマイジング&ディベロップメント(TCD)という会社によって運営されている。
そして、これまで、それぞれが持っていたノウハウを集結し、満を持して完成させたのが、このAmbivalent “RD” PRIUS PHV CONCEPTなのである。
ゆえに、車輌のデザインはそれを得意とするモデリスタが担当。そして、性能面はTRDが担保。ちなみに、車輌名に入っている「Ambivalent」とは「二つの感情を同時に持つ」という意味で、デザインのモデリスタ、技術のTRDのことを示す。
コンセプトモデルということもあり、とんでもなく大胆なデザインではあるが、TRDによって空力処理も施されているそう。つまり、理に適ったデザインになっているのだ。
このモデルは、あくまでも技術力を見せつけるコンセプトモデルであり、これがそのまま市販化されることはない。しかし、手を組んで1台を作り上げたというのは、紛れもない事実で、今後、何かの拍子でTRD×モデリスタのアイテムが出ないとも限らない。今後の動向にも期待したい。
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