レクサス RX|マイナーチェンジ 何が変わった?
最終更新|2024年1月10日
レクサスは、ラグジュアリーSUVのRXをマイナーチェンジ。RXはグローバルに展開するLEXUSブランドの中核モデルであり、1998年の投入以降、ラグジュアリーSUV市場の先駆者として、全世界で好評を博してきたモデルです。今後も先駆者としレクサスならではの価値を提供し続けるべく、大幅に進化させてきました。
新型RX・エクステリア
◆フロントバンパーからドアサイドまでキャラクターラインに連続性を持たせることで、勢いのあるサイドビューを実現。また、力強さと安定感を表現している。
◆リヤビューはリヤバンパーサイドからバンパーの下側に繋がるラインと、リヤピラー下端のウィンドウグラフィックを合わせて車両後方へ抜ける造形とすることで、エレガントさを創出。さらにバンパー下端のマフラー、アンダーガードなどの部品を水平基調の意匠とし、ワイド感を強調している。
◆スピンドルグリルにはL字モチーフのブロックメッシュパターンを採用。メッシュグリルに抑揚をつけ、中心部に向けて押し出しのある立体造形とすることで、バンパーサイドとの一体感を表現。グリルのフレームをバンパーサイドからの流れに呼応する形状とし、サイドから見ても一体感のあるデザインにしている。
◆ヘッドランプはユニットの形状を従来型より小型化することでシャープな印象を持たせたほか、リヤコンビネーションランプは、上部にL字を4つ重ねたモチーフを配置。下部はそのモチーフを反転させた造形とすることで、レクサスのアイデンティティを際立たせている。
新型RX・インテリア
◆好評だった質感の高さはそのままに、ナビゲーションのタッチディスプレイ化や充電用USBソケットの増設、スマートフォン収納箇所の追加、リモートタッチ(タッチパッド式)を採用。より高い利便性を実現。
◆バックドアにハンズフリーパワーバックドアを採用。キー携帯時にリヤバンパーの下に足を出し入れすることで、バックドアが自動開閉する。予約ロックの設定や挟み込み防止機能など、使いやすさと安全性を両立。
◆RX450hLのサードシートに2種類のシートポジションを設定。室内空間を重視したポジションと、ラゲージスペースを重視したポジションをシーンに合わせて選択可能にした。
◆RX450hLでは、セカンドキャプテンシートをオプション設定。ゆったりと座れるだけでなく、アームレスト、シートサイドのカップホルダー、スライド&リクライニング機構を設定することで快適性を高め、より上質な室内空間を提供する。
新型RX・Fスポーツ
◆Fスポーツらしいスポーティな走行性能を追求し、Fスポーツ専用チューニングを施工。しなりや微振動を速やかに吸収するパフォーマンスダンパーをフロントとリヤに装着したことで、ハンドリングの特性を一層シャープにするとともに、乗り心地と静粛性の向上を実現。さらに、瞬時にロールを抑制する電動アクティブスタビライザーを採用することで、よりフラットな車両姿勢を実現する。
◆Fスポーツを主張するデザインとして、Fメッシュパターンのスピンドルグリルとサイドグリルを採用。スピンドルグリルとフロント・リヤバンパー下部に漆黒メッキをあしらい、ダークプレミアムブラック塗装の専用アルミホイールを装着し、下部をダークトーンにコーディネート。さらにFスポーツ専用のスポーツシートやアルミ製スポーツペダルを採用するなど、スポーティさを強調する内外装としている。
新型RX・先進性と安全性
◆新型RXではさらなる安全性を追求し、世界初のブレードスキャンアダプティブハイビームシステム(AHS)を設定。光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射。ブレードミラーに反射した光が、レンズを介して高速移動しながら前方を照らす新機構のAHSで、従来のAHSより細かい遮光が可能となり、ハイビームの照射範囲を広げることができ、対向車や先行車を眩惑することなく早く歩行者や標識を認識することが可能に。
◆マルチメディアシステムは新たにタッチディスプレイを採用するとともに、SmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。スマートフォンを12.3インチタッチワイドディスプレイに連携することで、画面操作や音声操作が可能になるなど利便性が大きく向上。
◆予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の機能をさらに進化。従来の「Lexus Safety System +」に採用している「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、交通事故や事故死傷者のさらなる低減と、ドライバーの負担軽減を目指している。また、運転支援時にドライバーにとって自然で、安心感のある車両挙動を追求。
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