世界制覇! VALINOのチャレンジは続く

突如、ヴァリノが公式Xで発表したフォーミュラ ドリフト ジャパンへの参戦表明。このポストはあっという間にドリフト業界を駆け巡り、現時点で5.1万表示という、とんでもない数字を弾き出している。つまり、それだけ注目度が高いというわけだ。改めて、ヴァリノの清水さんにフォーミュラ ドリフト ジャパン参戦の真相を伺った。

編集 チーム ヴァリノ×Nスタイルとして、中村直樹選手と共にフォーミュラ ドリフト ジャパンに参戦を表明されました。

清水 はい、今年はフォーミュラ ドリフト ジャパンにフル参戦します。

編集 中村直樹選手にとってフォーミュラ ドリフト ジャパンは初参戦ですよね?

清水 そうです。初になります。

編集 改めて、参戦理由を教えて頂けますか。

清水 一番は中村直樹選手の強い思いです。中村直樹選手には、様々な大会に出場して今よりももっとドリフトの腕を磨きたい、という思いがあります。その舞台としてフォーミュラ ドリフト ジャパンが相応しかったというわけです。

もちろん、我々ヴァリノとしてもフォーミュラ ドリフト ジャパンは魅力的な大会。D1グランプリと同じドリフト競技ではありますが、D1グランプリとフォーミュラ ドリフト ジャパンでは審査の特性が全く違う。フォーミュラ ドリフト ジャパンで勝てば、ヴァリノの価値がより高まりますからね。

編集 昨年は欧州に進出し、ドリフトマスターズ ヨーロッパ チャンピオンシップにフル参戦しました。今年も新たなチャレンジをするわけですね。

清水 その通りです。そして、ヴァリノと中村直樹選手が本当に目指しているのは、その先のステージです。フォーミュラ ドリフト ジャパンでシリーズランキング3位に入れば、アメリカの参戦権が獲れる。それを獲りに行きます。

D1グランプリ、ドリフトマスターズ ヨーロッパ チャンピオンシップ、そして、フォーミュラ ドリフト ジャパン。この3つのトップカテゴリーを経験した上で、アメリカで暴れるのが真の目的。アメリカでもヴァリノは強い影響力を持ちたいと思っています。

編集 D1グランプリのフル参戦も決定事項。となると、D1グランプリとフォーミュラ ドリフト ジャパン、それぞれの車輌はどんな感じになるんでしょうか?

清水 まだ未確定で、最終判断は中村直樹選手に委ねておりますが、恐らく、D1グランプリはS13シルビア、フォーミュラ ドリフト ジャパンはGR86になると思います。

GR86は深い角度がつくんですが、どうしてもエッジが薄く、丸い走りになってしまう。その丸い走らせ方はフォーミュラ ドリフト ジャパンに向いている。一方、D1グランプリはエッジが求められる大会。となると、D1グランプリはエッジが出やすいS13シルビアなのかなって。

編集 ありがとうございます。最後に応援してくれているファンにメッセージを。

清水 今年は、ヴァリノの世界制覇に向けたチャレンジがスタートします。ぜひ、楽しみにして頂くと同時に、熱い応援をよろしくお願いします。


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