遂に登場した新型クラウン(セダン)。気になる「7箇所」を要チェック!【写真大量掲載】
新型クラウン(セダン)が2023年11月13日にデビューする。用意されたグレードは2種類で、Z(ハイブリッド車)とZ(燃料電池車)。価格はハイブリッド車が730万円、燃料電池車は830万円となる。
Z(ハイブリッド車)
優雅な走行フィールをもたらすHEVモデル。5人乗り、2WDのハイブリッド車で、燃費は18.0km/L(WLTCモード)。
ボディカラーは、マッシブグレー〈1L6〉が標準色。その他の5色は全てメーカーオプション扱いで、プレシャスホワイトパール〈090〉、プレシャスシルバー〈1J6〉、プレシャスブラックパール〈219〉、プレシャスメタル〈1L5〉、プレシャスブロンズ〈4Y6〉を設定している。※各色はこのページの最後に掲載しています。
シート色は2タイプで、ブラックが標準、ミッドブラウンがオプション。どちらもシート表皮はプレミアムナッパ本革を採用している。
Z(燃料電池車)
空気をクリーンにするFCEVモデル。5人乗り、2WDの燃料電池車で、燃費は148km/kg(WLTCモード)。
ボディカラーはハイブリッドモデルと全く一緒。マッシブグレー〈1L6〉が標準色で、プレシャスホワイトパール〈090〉、プレシャスシルバー〈1J6〉、プレシャスブラックパール〈219〉、プレシャスメタル〈1L5〉、プレシャスブロンズ〈4Y6〉をオプション設定。
シート色のラインナップもハイブリッドモデルと全く一緒で、ブラックが標準、ミッドブラウンはオプション。どちらもシート表皮はプレミアムナッパ本革を採用。
気になる「7箇所」を要チェック!
デザイン的にはどちらも全く一緒で、違いは一切ない。販売価格は100万円の差がついているが、それは装備類ではなく、エンジンの違いからくるものだと考えていい。各部はどこも洗練されており、さすがクラウンといった雰囲気。特に目を引いたのは、下記の7箇所だ。
4眼LEDヘッドランプを採用。クリアランスランプ・デイライト・ウインカーの全てがLED。この精悍な表情をもたらすヘッドライトは素直にカッコイイ。ちなみに、クラウン クロスオーバーと比べて、約16㎜も薄い形状で仕上げたそうだ。
これまでにないデザインで、思わず目を見張るオプションのホイール。多軸構成のタービンスポークで造形されたプレミアムなデザイン。カラーは漆黒。サイズは20inch8.5J。タイヤは245/45-20。ちなみに、オプションではない通常のホイールサイズは、19inch8J(235/55-19)。つまり、オプションを選ぶと1inchアップになる。
64色切替のマルチカラーイルミネーションも注目すべきポイント。気分に合わせて室内空間を彩ることができるそうだ。インパネ左右、センターコンソール、リアドアトリム、フロントカップホルダー、足元(前後席)などに配置された間接光が、癒しの雰囲気を演出する。
シフトポジションを電動で制御するエレクトロシフトマチックを採用。小気味良く、確実なシフト操作が可能になる。
センターモニターは12.3inch。コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオPlusを採用。メニューへのアクセスのし易さや、表示項目の分かり易さもポイント。
運転に必要な情報をフロントウインドに映し出す、カラーヘッドアップディスプレイ。表示サイズは大・中・小の3種類を用意。写真は大(フル)で、システムの作動状態を大きく、分かり易く表示している。
大きな荷物も収納可能。ゴルフバッグで表すと、ハイブリッド車なら3個、燃料電池車の場合は2個の収納力を誇る。
昨年、トヨタは4タイプのクラウンを発表。第1弾がクロスオーバー、第2弾がスポーツ、そして、第3弾が今回のセダン。さらに今後、第4弾のエステートも控えている。とはいえ、本命はセダンであることに間違いない。これまでずっとクラウンを乗り継いできたオーナーのほとんどが、きっと、このセダンを待っていたことだろう。果たして、市場はどんな反応を起こすのか。大本命のクラウン セダンに注目だ。
CROWN SEDAN PHOTOGRAPH
外装色
プレシャスホワイトパール〈090〉
プレシャスブラックパール〈219〉
プレシャスメタル〈1L5〉
プレシャスブロンズ〈4Y6〉
プレシャスシルバー〈1J6〉
マッシブグレー〈1L6〉
内装色
ブラック
ミッドブラウン
装備
高剛性ボディ
マルチリンクサスペンション(フロント)
マルチリンクサスペンション(リア)
2.5Lマルチステージハイブリッドシステム
燃料電池ユニット
高圧水素タンク(3本)
高出力モーター
駆動用バッテリー(2次電池)
LEDリアコンビネーションランプ
リアパワーシート(40/20/40分割リクライニング)
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