やるとやらないでは大違い。花粉、基本対策。
日本気象協会は1990年からスギ花粉の飛散予測を発表している。前シーズンの花粉飛散結果などの気象データを踏まえて予測しているそう。そんな日本気象協会によると、2019年春の花粉飛散量は、
●北海道は少なめ
●東北から近畿はやや多い
●中国地方は多い
●四国は例年並み
●九州は例年並みか多め
になると予測。
2018シーズンの飛散量は全国的に例年よりも多かったが(ちなみに東京はヒノキ花粉が過去10年で最も多く飛散した)、2019年の今シーズンは、前の年よりも少ない傾向に。花粉症で苦しむ方にとっては、今年はラッキーな年かもしれない。
運転中、目がしょぼしょぼしたり、くしゃみをしたり。花粉は安全運転の上でも難敵。しかし、クルマはの狭い空間ゆえに、意外と花粉対策は簡単。
当たり前だが、窓を開けないこと。となると、室内を快適な温度に保つために、エアコンの出番になる。エアコンは【外気導入】と【内気循環】があるのだが、もちろん、内気循環にして、外気を室内に入れないように。
効果的な対策はエアコンフィルターの交換。花粉の大きさは30ミクロンくらい。ゆえに、ちょっとお値段が安めのダストフィルターでは、花粉除去の効果がない……。
高機能のエアコンフィルターだと、3ミクロン以上の粒子(花粉、ダストなど)をほぼ100%除去、または、1ミクロン以下の微粒子(バクテリア、黒煙など)なども取り除くなんてモノあり、予算との兼ね合いもあるが、なるべく高機能で目が細かいモノを選ぶのがベストだ。
また、家電メーカーが販売している小型空間清浄器も◎。ほとんどがドリンクホルダーに収まるサイズで、しかも、カーバッテリー用のアダプターも付属しているので、買ったその日から使える。
4人に1人が花粉症と言われ、いまや「国民病」的な存在。エアコンフィルターと小型空間清浄器。この2つを駆使して、苦しい花粉症シーズンを乗り切ろう!
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