遂に中村直樹選手が初参戦。FDJ第2戦、激闘レポート!

【激戦レポート】

フォーミュラ
ドリフト
ジャパン

【第2戦】
日時|2024年5月18-19日
会場|鈴鹿ツインサーキット

フォーミュラ ドリフト ジャパン。今年で節目の10シーズンに突入した大人気のモータースポーツ。昨年はWRC王者のロバンペラ選手の電撃参戦の他、若手選手の台頭も目覚ましく、ますます注目度が上がってきている。

そして、2024シーズン。大きな注目を集めているのはフォーミュラ ドリフト ジャパンに満を持しての初参戦となる中村直樹選手。開幕戦を見送った後、遂に、5月18-19日の第2戦の会場である鈴鹿ツインサーキットに2JZ搭載のGR86と共に姿を見せた。

鈴鹿ツインサーキットは難しいコースで、特にテクニカルコーナーで多くのドライバーが苦戦を強いられる。それをどう攻略するのか、ギャラリーたちが熱い視線を向ける。

まずは初日の単走。今シーズンからフォーミュラ ドリフト ジャパンは単走予選ポイントを変更。ラインが35P、アングルが35P、スタイルが30Pとなり、合計100ポイントで競い合う。

中村直樹選手の単走1本目。まさかの0ポイント。彼らしい豪快なドリフトを披露するものの、ミスを出し、得点を得られず。気を取り直し、単走2本目。84ポイント。内訳はラインが29P、アングルが30P、スタイルが25P。後がなくなった場面でも、確実にポイントを獲る技術力と精神力はさすがで、全体で9位に入り、翌日の決勝へと駒を進める。

決勝の天候は前日とは打って変わり、朝から雨のウェットコンディション。トップ32では麻植隆太郎選手に競り勝ち、トップ16でも草場佑介選手に勝利。トップ8の相手は予選1位で決勝に上がってきた山中真生選手。中村直樹選手らしい最大限のパフォーマンスで攻めるも、この日、絶好調の山中真生選手の勢いを止めることはできなかった。

とはいえ、中村直樹選手にとっては何もかもが初めて尽くしのフォーミュラ ドリフト ジャパン。そんな中であっても、6位の好成績を残す。フォーミュラ ドリフト ジャパンでも見せつけた魂のこもった迫力満点のドリフト。多くのファンを虜にしたことは言うまでもない。

◉文|アンドカスタム編集部
◉写真|VALINO( https://valino.jp )


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