ホンダ フィット｜マイナーチェンジ　何が変わった？

最終更新日｜2024年1月10日

ホンダの「FIT（フィット）」がマイチェンし、10月7日から発売スタート。今回のマイチェンでは、各タイプのデザインを変更すると同時に、新タイプの「RS（アールエス）」を追加設定したのが大きなポイントだ。

まずはおさらい。フィットには色んなタイプがあるってご存知!?

＜BASIC＞
Honda SENSINGを標準装備した、シンプルながら充実装備の基本タイプ。

＜HOME＞
本革巻ステアリングなど、インテリアにこだわったタイプ。BASICよりも質感が高い。

＜CROSSTAR＞
アウトドアに最適なモデル。撥水ファブリックシートやルーフレールなどを採用している。

＜LUXE＞
プラチナ調クロームメッキや本革シートなど、高級装備が充実。上質さを纏ったスタイリッシュなタイプ。

＜RS＞
マイチェンした新型フィットに新設された新タイプ。スポーティな専用デザインを採用し、ドライブモードスイッチも装備。デザインと走りの質にこだわっている。

今回のマイナーチェンジで「何が」変わった？？？

＜BASIC / HOME / LUXE＞

前モデルと比べると、フロントノーズがすっきり見えるように形状を変更している。アッパーグリルの位置を上げ、HOMEとLUXEに関しては、そのアッパーグリルの上部にメッキ加飾のラインを水平に通し、より端正なデザインに進化させた。

＜CROSSTAR＞

CROSSTAR専用デザインのフロント・サイド・リアガーニッシュをシルバーに変更した。タフギアな雰囲気を演出し、よりクロスオーバーらしさを強調している。

＜新設｜RS＞

今回のマイチェンに合わせて、新設定されたRS。専用のフロントグリル、フロントバンパー、サイドシルガーニッシュ、リアバンパー、リアスポイラー、アルミホイールを採用し、スポーティさを強調している。

また、荒れた路面での車体の揺れを抑えるために、徹底的に性能を突き詰めたRS専用のサスペンションを採用。爽快な乗り味を目指した。

さらにe:HEV仕様のRSには、アクセルオフ時の減速力を4段階で選択できる減速セレクター、3つのドライブモードスイッチ（NORMAL / SPORT / ECON）を専用装備し、走りにも強くこだわっている。

FITは「ハイブリッド」と「ガソリン」の2種類から選べる！

FIT（フィット）のエンジンは「ハイブリッド」と「ガソリン」の2種類を設定。好きな方を選ぶことができる。

＜ハイブリッド＞
ハイブリッドエンジンは（e:HEV）は、日常シーンのほとんどをモーターで走行し、低燃費で滑らかな走りを実現。前モデルよりも性能を向上させ、モーター最高出力を10kW（14PS）プラスとなる90kW（123PS）に。低速域でアクセルを踏み込んだ瞬間から、電気自動車のように力強くスムーズに走り出し、気持ち良く伸びる加速感が味わえる。

＜ガソリン＞
ガソリンエンジンは、全タイプに1.5L DOHC i-VTECエンジンを新採用。低速域から高速域までトルクフルなパフォーマンスを発揮し、日常の様々なシーンでゆとりある走りを楽しむことができる。なお、今回、新設されたRSもガソリンモデルを設定予定で、11月10日から発表するそうだ。

気になる価格は？

FIT（フィット）は5種類のタイプ、2つのエンジン、2つの駆動方式を設定。最もお安く買えるのがガソリンのFFの「BASIC」で159万2800円。最も高額なのがハイブリッドの4WDの「e:HEV LUXE」で266万4200円となる。

＜ハイブリッド＞
■e:HEV BASIC
（ F F ）199万7600円
（4WD）219万5600円
■e:HEV HOME
（ F F ）217万5800円
（4WD）237万3800円
■e:HEV RS
（ F F ）234万6300円
■e:HEV CROSSTAR
（ F F ）242万2200円
（4WD）262万200円
■e:HEV LUXE
（ F F ）249万9200円
（4WD）266万4200円

＜ガソリン＞
■BASIC
（ F F ）159万2800円
（4WD）179万800円
■HOME
（ F F ）182万6000円
（4WD）202万4000円
■CROSSTAR
（ F F ）207万2400円
（4WD）227万400円
■LUXE
（ F F ）214万9400円
（4WD）231万4400円

歴代FIT（フィット）のコンセプトである、「人の生活に寄り添う」という考えに基づいて生み出された、日常での使い勝手の良さはそのままに、新しく生まれ変わった新型フィット。市場はどんな反応を起こすか。楽しみな1台だ。

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