【大阪オートメッセ2022】ダイハツが初代から最新11代目まで、ハイゼットをズラリ展示!

先日開催された、大阪オートメッセ2022。ダイハツブースの目玉は、新型を含め初代からズラリと並んだハイゼットでした。

初代ハイゼット(1960年〜)

ピックアップ型に乗用車的要素を織り込んだライトバン
ダイハツ初の前輪に独立懸架を採用した初代。ミッションは前進3段、後退1段のフロアシフト。後部座席を折りたたむと250キログラムまで積載可能な荷室スペースを確保しました。横揺れを防ぐフロントスタビライザーを採用し、安定した走行を可能としました。

2代目ハイゼット(1964年〜)

エンジンをシートの下に配置して、荷台もキャビンもフルスペースを実現
軽四初のフロントエンジンのキャブオーバータイプとしてデビュー。乗降性に優れた前開きのフロントドアが特徴で、キャビンスペースを確保しました。シートもセパレート式で、運転席は背もたれを3段階に調整可能でした。荷台は当時最大の2.04平方メートルとなります。

3代目ハイゼット(1968年〜)

軽快で機能美なスタイリングと快適な居住性、安全性にも配慮
ステップ部の地上高を90ミリ下げて、低く安定したスタイリングを実現。無反射ガラスのメーター類や、分離型の大型テールランプ、ニーパッドなど安全設計に力を入れた一台です。

4代目ハイゼット(1971年〜)

軽ライトバン初の両側スライド式ドア採用で、仕事にレジャーに大活躍
フルシンクロミッションでスムーズな加減速を実現。アイドルリミッター、速度警報装置を採用し環境にも配慮。後席折りたたみシートと跳ね上げバックドアの採用により、クラス最大の荷室も確保。

5代目ハイゼット(1977年〜)

軽自動車新規格に適合した、ワイドなニュースタイルの55ワイド
新開発AB型エンジンを搭載。キャビン幅を100ミリ拡大し、2名乗車でもゆとりのあるスペースを確保しました。荷台デッキやゲートロックの強度、ヒンジ数の増加などにより強靭な荷箱を実現。あおり高を70ミリアップしています。

6代目ハイゼット(1981年〜)

「ハイゼットビック・三方開」をベースに室内キャビンを大幅拡大
ブラックマスクの精悍なフロントグリルとログキャビンが力強さを演出。大型バックウィンドウ、新設のクオーターウィンドウにより室内は明るく、後方視界も拡大しました。大型カーゴスペースの確保やオーバーヘッドラックなど、キャビン内のスペースも拡大しています。

7代目ハイゼット(1987年〜)

RV・乗用車感覚の内外装で、乗降性と居住性を大幅に向上
ボタンひとつで2WDと4WDの切り替えが可能なマルチコントロールシステムを採用。上下開閉式フルオープンウィンドウにより、大きな視界を確保。上級グレードには大型ガラスサンルーフの採用で、開放的なキャビンを実現。回転対座シートを装着し、楽しい空間を創出しました。

8代目ハイゼット(1994年〜)

新設計EF型エンジン搭載で、中低速走行重視の粘り強い走りと低燃費を実現
新開発のアウトプットリダクション方式の5速MT採用により、エンジンパワーの伝達効率が大幅にアップ。吸気通路径の拡大、マフラー容量アップにより、中低速トルクが向上しました。荷台フロア長とガードフレーム付き荷台長の拡大により、積載性も追求しています。

9代目ハイゼット(1999年〜)

軽自動車新規格に対応し、フルキャブレイアウトで軽ナンバーワンの荷台長
新開発TOPAZエンジン採用で信頼性と耐久性を大幅向上。フレキャブレイアウト採用により、軽ナンバーワンの荷台長(1,940ミリ)を確保しました。カラードバンパーとメッキグリルを採用し、先進性と力強さを強化。乗降性を改善する超大型乗降グリップを標準装備したのもトピックです。

10代目ハイゼット(2014年〜)

時代の変化に合わせて幅広い方々に使いやすい軽トラックへ進化
新開発プラットフォームの採用により、フロア高を低くすることで乗降性が向上。ショートホイールベースの採用で、クラストップとなる3.6メートルの最小回転半径を実現しています。電子制御式4速ATで、燃費性能と静粛性も両立。全8色となる豊富なカラーバリエーションも特徴です。

11代目ハイゼット(2021年〜)

そしてコチラが昨年モデルチェンジしたばかりのハイゼット。コモンアーキテクチャー「DNGA」をワンボックスシャーシに初導入。トラック同様、ATのトランスミッションがCVTとなり、4WD・CVTには3モードの電子制御式4WDを採用。「スマアシ」がステレオカメラを採用した新世代型となり、全車標準装備とりました。


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