【総括】2年振りのリアル開催となった「東京オートサロン」
2年振りのリアル開催となった東京オートサロン2022。コロナ禍の中、3日間の会期を無事に終えられたのは何よりだった。
東京オートサロン実行委員会によると、今回の出展社数は366社で、展示車両は712台。
そして、例年は30万人を集めるのだが、参加人数は初日が2万4934人、2日目が5万3771人、最終日が4万8164人で、累計12万6869人。これは上限収容定員が50%に定められたことが要因で、例年と比べると半分以下だった。
気になる出展車輌
東京オートサロンはチューニング車輌が主役であり、今回もその傾向は変わらず。しかし、そんな中でレクサスのLマークを装着したアルヴェルの姿をよく見掛けた。
これは30アルヴァルをベースにした、いわゆるレクサスLM仕様。
レクサス初のミニバンであるLMは、現在のところ、日本国内での販売がないため、純正パーツを逆輸入して30アルヴェルに装着。
見た目以上に手間暇がかかるカスタムだが、人との違いを出したいオーナーたちから、レクサスLM仕様は熱い眼差しが向けられているのを実感した。
会場で話題を集めていた車輌
その他、会場で話題を集めていた車輌をチェックしていくと、コンセプトカー部門においては、日産自動車のFAIRLADY Z CUSTOMIZED PROTOがナンバーワン。
ドレスアップカー部門ではVeilsideのVFS90R、チューニングカー部門ではVARISの神風YARIS、そして、セダン部門ではNATS日本自動車大学校が手掛けたNATS Low limoが目立っていた。
東京オートサロンには価値がある
コロナ禍ということもあり、出展を見送った業者も多かったと聞く。その中にあって、カスタム業界を盛り上げるために、開催に踏み切った東京オートサロン、そして、参加した業者には感謝しかない。
つきなみだが、早くコロナが終息し、また30万人規模のオートサロンに戻ることを心から願っている。
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