プラスサポート

トヨタの新たな安全運転支援装備「プラスサポート」ってなに?プリウスとプリウスPHVから搭載開始。

トヨタはプリウスとプリウスPHVの安全・安心装備の強化を発表しました。具体的にはToyota Safety Senseの機能向上と、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ]を全車に標準搭載、そしてトヨタ車初となる「プラスサポート」を採用しています。トヨタが新たに開発した「プラスサポート」とは一体どんな内容なんでしょうか?今回はその詳細について迫ってみようと思います。

「プラスサポート」の概要

どんな時に役立つ?

プラスサポート

ブレーキとアクセルの踏み間違いで発生する急加速をシステムが検知し、前方に障害物がない場合でも加速を自動的に抑制してくれます。高齢者や運転に不慣れな方が起こしがちな踏み間違い事故の防止、および万一の衝突被害の低減を目的としています。

既存の踏み間違え事故抑止システムとの違いは?

プラスサポート

既存の「踏み間違い加速抑制システム」は、コンビニエンスストアの駐車場など前方に障害物がある場合に加速抑制システムが作動する仕組みでした。トヨタの調べではこのシステムにより、これまで7割の踏み間違え事故に対応できていましたが、残りの3割である「前方に障害物がない場合」にも対応するべく、今回の開発が始まったようです。

システムの使い方は?

プラスサポート プラスサポート

システムは専用の「プラスサポート用スマートキー(ディーラーオプション/税込1万3200円~)で開錠することにより自動で作動します。設定はたったこれだけ。それ以外の特別な設定は不要なため、一台の車を家族内で運転する場合でも、標準スマートキーと使い分けた運転をすることが可能なんです。

プラスサポート機能の解説動画

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プラスサポートの今後の展開

「プラスサポート」はプリウスとプリウスPHVへの搭載を皮切りに、新車向けに順次搭載車種を拡大予定です。また既に販売されている車種には後付け装置にその機能を追加し、「踏み間違い加速抑制システムⅡ」として、7月1日に販売を開始しています。

プリウス&プリウスPHVにはさらに安全装備を追加した特別仕様車を追加

「プラスサポート」搭載第一号車となったプリウスとプリウスPHVには、さらにブラインドスポットモニターの搭載など安全装備を充実させた特別仕様車「S Safety Pus Ⅱ」を追加設定しました。全国のトヨタディーラーを通じて7月1日から販売が開始されています。

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