〈保存版〉今さら聞けない前後期の違い【トヨタ 50プリウス】
最終更新日|2024年1月10日
2015年12月に50型へフルモデルチェンジしたトヨタ・プリウス。そして、現在ではガラッと顔つきが変わった後期型が発売されていますが、その両モデルを改めて比較してみようと思います。ヘッドライトやテールランプの形状はもちろん、その中身も変更されていたりと、目に見えにくい細かい違いもあるんです。
早速50プリウス前期・後期の違いを見ていきましょう!
50プリウス 前・後期 概要
【前期】2015年(平成27年)12月〜2018年(平成30)12月
【後期】2018年(平成30年)12月〜現在まで
ポイント① 【フロントバンパー】
50プリウス前期が発表された当初、エコカーとは思えないようなアグレッシブなフロントバンパーが話題を呼びましたね。ヘッドライト下から伸びて、反り返るようなラインを描く前期のフロントバンパーに対して、後期はグリルから端に向かってスッと落ちるシンプルなラインに変更されています。直線を効かせたシャープなヘッドライトの印象も相まって、後期はかなり大人しくなったようなイメージです。
ポイント② 【ヘッドライト】
大きく変わったヘッドライトの違いは一目瞭然。有機的なカーブを多用した前期とは打って変わって後期はパキパキっとした直線が多く使われています。なおどちらとも一眼でロービームとハイビームの機能を持たせたBi-Beam LEDヘッドランプを光源に使用していますが、ウインカーについては前期が電球で、後期からLED球に変わっています。
ポイント③ 【フォグランプ】
フォグランプは前後期で位置も中身も変わっています。前期はアクセサリーランプが付属でヘッドライト下に位置していますが、後期はロアグリルの端に場所を変えてアクセサリーランプはヘッドライト下に独立・配置されました。なおグレード別では「前期S“ツーリングセレクション”」「前期S」「後期S」はオプション扱いで、「前期E」「後期E」に至ってはオプションでも取り付けることができないようです。
ポイント④【“ツーリングセレクション”のリアディフューザー】
50プリウスは「“ツーリングセレクション”」というスポーツグレードに専用のリアディフューザーを設定しています。前期はフィンが特徴的なスポーティな意匠ですが、後期はブラック塗装されているのみで、標準グレードとの違いはぱっと見では分からない程度。その他の違いは前期ではテールレンズ内にあったリフレクターは、テールレンズ形状の変更に伴ってディフューザーの端に配置されています。
ポイント⑤【テールレンズ】
テールレンズの意匠変更もマイナーチェンジのトピックス。前期では縦長でしたが、後期はトランク部に伸びるような横方向への広がりを加えています。この画像ではトランク形状が変わっていることもよく分かりますね。なお前後期ともウインカー光源は電球を使用。そのため、ウインカーをLED球に交換できるアフターパーツが市場では多く流通しています。
ポイント⑥【インテリア】
前期では一部の特別仕様車にしか装備されていなかった縦型11.6インチナビゲーションシステムが、オプション設定で選ぶことができるようになりました。上位グレード(「A」「A“ツーリングセレクション”」「Aプレミアム」「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」)に限られますが、視認性と操作性に優れた大画面ナビは人気オプションの一つですよね。また、インストルメンタルパネルやフロントコンソールトレイなどにブラック加飾が採用されています。
まだまだあるぞ!50プリウス 前・後期の違い
●新車価格体系の変更
前期:224万9091円(税抜)〜315万9727円(税抜)
後期:233万2000円(税抜)〜323万8000円(税抜)
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