【K’SPEC NOW|特選コラム】シックスライトキャビンって何だ?
最終更新日|2024年1月10日
最近、トヨタの新型セダンのプレスリリースを見ていると、「シックスライトキャビン」というフレーズが良く出てきます。「シックスライト? ライトが6灯なの?」とか思いがちですが、答えは否。では一体何のことなのか、解説してみましょう。知らなくても問題ないことですが、知っているとちょっと優越感に浸れるかも!?
普通のセダンとシックスライトキャビンのセダンを比較。違いは?
写真は先代40LSと、新型50LS。どちらもレクサスが誇る、フラッグシップセダンです。もちろんデザインやサイズは変わっていますが、もっと大きな違いがあることに気がつきますか? 真横からのこのアングルが、もっとも分かりやすいはずですよ。
シックスライトキャビンの正体!
一目瞭然ですよね。そう、屋根が長いんです!・・・ではなく、それもそうなんですが、窓が違うのがお分かりですよね。40LSは前後のドアにそれぞれ窓が付いているだけですが、50LSはどうでしょう。前後のドアにはもちろんありますが、Cピラーのところにも窓がありますよね。これがシックスライトキャビンの正体。つまり、窓のエリアが左右で各3枚、合計で6枚。だからシックスライトキャビン、なんです。居住区(キャビン)に採光窓(ライト)が6枚(シックス)あるよ、という訳です。
このスタイルを採用するとCピラーが細く見えて、クーペのような伸びやかさが得られるのが特徴で、夏にお目見えする新型クラウンもこのスタイルを取り入れています。どうやらトヨタセダンの新たな特徴となりそうですね。
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