新型レクサスESがワールドプレミア!
レクサスは中国・北京で開催されている北京モーターショーで、新型ESを世界初披露しました。ESは。1989年にLSとともに、レクサス最初のラインナップとして誕生。上質な乗り心地や静粛性、広い室内空間で好評を博し、数多くの国・地域において、レクサスの歴史を築き上げてきた基幹モデルです。ちなみに日本ではウィンダムとして発売されていたのは、みなさんご存知ですよね。CMではNBAシカゴブルズのヘッドコーチ・フィル ジャクソンが「アー ユー ウィンダム?」と言ってましたよね(笑)。そんな懐かし話は置いといて、それでは新型ESを詳しく見ていきましょう。
内外装は新世代レクサスのデザインで構築
エクステリアは走りを予感させるワイド&ローのプロポーションを実現するとともに、フロントピラーの後方配置や、リヤピラーの傾斜で、引き締まったシルエットを創出。また、クラストップレベルの空力性能を目指したボディ形状や、広く快適な室内空間、質感の高い細部の造形など、機能美と上質さを追求しています。
う〜ん、どこかLSを彷彿とさせますね。というかフロントはまさしくって感じです。リアはGSに似てるような・・・。
スピンドルグリルは、鋭利に折り返すフレームと波紋のように連続する縦フィン形状のグリルメッシュを組み合わせ、ESのシャープなノーズを強調する形状としました。さらに小型の3眼LEDヘッドランプで、端整かつ鋭い表情を生み出しています。リヤは、タイヤの踏ん張り感を強調する造形としたほか、3つのL字を層状に重ねた奥行きのあるデザインとしたリヤコンビネーションランプで、LEXUSとしての個性を際立たせています。
ディテールを見ると、ますますLSっぽいですね。
インテリアはレクサス独自の人間を中心とした空間コンセプトに基づき、程よい包まれ感でドライビングの高揚感を高めるコクピットと、乗客がくつろげるゆとりある空間を融合させています。また、水平基調のインストルメントパネルからドアトリムまで連続する構成によって、空間の広がりを表現しています。後席は、広い足元の空間による開放感と、包み込まれるような安心感を両立しています。また、シートは、快適な座り心地と上質な仕上がりを追求するとともに、電動リクライニング機能を付与することで、くつろぎの空間を実現しています。
今度のESにはFスポーツも設定される!
グリルメッシュとサイドグリルに、新しいFメッシュパターンを採用。さらに、19インチアルミホイールやシート、ステアリング、メーターなど、スポーティさを強調する内外装としています。鋭く磨き上げられた走りを表現するため、日本刀の仕上げ工程「刃取」に着想を得たFスポーツ専用アルミオーナメントパネルを新開発。また、Fスポーツが特徴とする、ドライバーの運転操作に忠実でよりスポーティな走行性能を実現するため、きめ細かい減衰力の制御を行うリニアソレノイド式AVSを採用したほか、パフォーマンスダンパーを車体の前後に配置し、ボディ剛性のバランスを向上させるとともに、細かい振動を減衰吸収。優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現しています。
こうしてみると、本当にLSのようです。
新型ESと先代ESを比較
左が発表されたばかりの新型、右が先代というかまだ現行のESです。現行もスピンドルグリルやバンパーに食い込むポジションランプを備えていますが、コロンとしていてちょっと前のレクサスといった感じです。が、新型はシュッとスマートになっており、最新のレクサスであることを主張しています。
なおこの新型ES、ESとしては初めて日本にも導入されることが決定しております。
気になる発売日は今年の秋とのこと。今からその時が待ち遠しいですね。
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