【K’SPEC NOW|特選コラム】シートカバーのオーダーメイド モノ選びに役立つ5つのポイント
インテリアカスタムのはずせないポイント、シートカバー。各メーカーからいろいろなモデルが発売されていますが、そのなかでキーワードとなるのが、自分流にオーダーして製作してもらう「オーダーメイド」。一見ハードルが高いと思えるオーダーメイドですが、じつはとても簡単。知っておきたいポイントをご紹介します。
そもそもオーダーメイドとは!?
オーダーメイドとは、各社が提案する既成のデザインをベースに、一部の素材や色を変更できるサービスのこと。スーツを1から作るテーラーメイドのような大袈裟な感覚ではなく、すでにあるものをベースに「一部だけ」を変えるというラフなものです。オーダーメイド=高額というイメージがあるかも知れませんが、ことシートカバーに関してはピンキリ。デザインの複雑さや素材、座席数で上下しますが、なにも変更できない既製品シートカバーと比較して極端に高いとも言い切れず、手軽に買える場合も。メーカーにより選べる場所や素材の数&色は様々。オーダーメイドに力を入れているメーカーでは、1つのシートカバーの組み合わせが数十万通りになることも。自分だけのシートカバーにこだわるなら、ぜひ選びたい選択肢です。
ポイント1:【選択肢】どんなメーカーにある!?
インテリア系アイテムを主に扱っている専業メーカーだけでなく、エアロパーツなどの他業種メーカーやショップがオリジナルで手掛ける一部シートカバーにもサービスがあります。インテリアに力を入れているメーカーでは、ウェブサイトでのカラーシミュレーションを実際に行うだけでなく、そのまま通販で買うこともできるんです。
ポイント2:【場所】構成する隅々までオーダーできる
メーカーでオーダーできる場所は違いますが、多くのメーカーではシートのベース部分からデザイン部となる座面と背面、さらに生地同士をつなぎあわせる縫製部分のステッチカラーを自由に組み合わせできます。シートカバーの外周部をステッチだけでなく、パイピングという筒状の縁取りでアレンジできる場合も。選べる場所が多いほど、組み合わせ総数はアップ。総数が上がるほど、他人と被りにくいオリジナル度の高いシートカバーを手に入れることが可能です。
ポイント3:【色】単色だけでなく、ツートーンも
シートカバー全体を1つの色でまとめるだけでなく、ベース部分と中央部分を別々色とするツートーンが選べることもオーダーメイドの魅力です(モデルにより例外あり)。とくに座面と背面の中央部分は、シートカバーの顔。組み合わせる色次第でかなり印象が変わります。一方、黒子的な役目となるステッチカラーはレザー同色とし、外周の縁となるパイピングはあえて派手な色を選ぶのも手です。シートカバー全体を、2〜3色程度でまとめると、バランス良く仕上がります。
ポイント4:【素材】基本は合皮。一部で本革やスエードも
素材が選べるか否かは、対象となるシートカバー次第。本革やスエードといった、上質系の素材を選べるシートカバーも一部にあります。ただし注意したいのは、本革やスエードは素材の性質上、選べる範囲が限定的なこと。シートカバー全体が本革、もしくはスエードというフルモデルタイプは残念ながら存在しません。ちなみにシートカバーに使われるスエードは、東レ製のウルトラスエード(旧名アルカンターラ)、旭化成製のラムースが有名です。
ポイント5:【注文後】キャンセルはNGです!
オーダーメイドという製品の特性上、1度オーダーしてからの変更やキャンセルはできないと思っていたほうが無難。そうならないためにもウェブサイトの情報やシミュレーションサービスを有効に使いましょう。
ポイント6:【納期】3週間〜1ヶ月がひとつの目安
オーダーメイドは受注生産のため、完成在庫の既製品とは違い即発送はできません。既製品では在庫さえあれば数日で出荷は可能ですが、オーダーメイドはそうはいきません。メーカーによる差はありますが、オーダー受注後、約3週間〜1ヶ月。場合によっては1ヶ月半という場合も。オーダー前に納期の確認もしておきたいですね。
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