【K’SPEC NOW|特選コラム】ハンドルにある、パドルシフトってなに!?
最終更新日|2024年1月10日
新型車のスポーツグレードや上位グレードに、こぞって標準化されている「パドルシフト」。AT車なのにMT車感覚の操作が楽しめるトレンド技術を、いま一度ここで再確認!
【機能性】視線や手の移動なく、自由にアップダウンできる便利キット
ハンドル奥に設置されている縦型のプレートのようなレバーを、手前に指でカチカチと引くことで思い通りのシフトアップ&ダウンを楽しむ、シフト操作の1種類。MT車のようなクラッチ操作は要らず、アクセルとブレーキの2ペダルのまま、手元の操作でギアチェンジが可能です。ストレスのない加速感を楽しみたいときや、エンジンブレーキを強制的に強く効かせたい場合などに有効で、ハンドルから手を離す必要がないため、初心者にも安心してスポーツドライビングが楽しめる機能としても人気です。
操作は単純。ハンドル奥にあるご覧のプレート状のレバーを手前に引くだけ。基本右側が「+」、左側が「—」です。
【起源は!?】F1のレースカーに搭載した、フェラーリが元祖!
編集部が調べた限りでは、パドルシフトを最初に具現化したのはF1レース。1989年、イタリアのスクーデリアフェラーリ・チームが、その年のマシンとなる「フェラーリ640(別名:F189)」に採り入れたのが最初のようです。セミオートマとも呼ばれたその新機能を搭載したマシンは、実戦投入初戦となる開幕戦でいきなり優勝を果たし、その後、数年で全チームが搭載する、定番機能となりました。国産市販乗用車での初搭載は、2002年1月発売の日産V35スカイラインの上位グレード、350GT-8とされています。
*写真はV35スカイラインのイメージ
【アフターパーツ】パドルを後付けできるキットも販売中です!
パドルシフトを装備するグレードがないからといって諦める必要はありません! シルクブレイズでは専用ステアリングとの同時装着を前提とした、パドルシフトの後付けキットも発売中です。イチオシの30系アルファード&ヴェルファイア用は、レクサスIS-Fの純正パドルを流用したもので、ハンドルの色柄を3種類から選べます。操作は純正シフトポジションをマニュアルモードにしておけば、あとはパドルを引くだけです。
【シルクブレイズ ジーク・パドルシフトスイッチ】■2万8000円/単品
【シルクブレイズ ジーク・パドル対応ステアリング】■2万9000円〜4万6000円/単品
【シルクブレイズ ジーク・パドル&ステアリングセット】■4万9800円〜6万4800円
対応/30系アルファード&ヴェルファイア
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