ただいま実証実験中!「移動会議室」
移動会議室とは!?
大日本印刷株式会社、日産自動車株式会社、株式会社ゼンリン、ソフトバンク株式会社、株式会社クワハラ。ずらりと並んだビッグネーム。彼らが今、非常に面白い実証実験を計画している。それが車での移動中に快適にWeb会議ができる「移動会議室」だ。
◉「移動会議室」の実証実験の概要
【期間】2021年6月28日~9月24日(8月9日~13日を除く)
【日時】平日9:00~18:00(土日祝日は運休)
【車両】日産「エルグランド」(VIP 2列シート)
【地域】出発地と到着地が東京都23区一部区域内および神奈川県の横浜市内・川崎市内・横須賀市内。※練馬区・板橋区・北区・足立区・葛飾区・江戸川区・荒川区を除く。
コンセプトは「移動時間を有意義に活かす」ことで、今までは活かすことができなかった、「移動の時間・空間を価値あるものへと変えていく」という新たな取り組み。
コロナ禍の今、多様な働き方が求められているわけで、近い将来、この「移動会議室」は社会に必要な存在となるかもしれない。
◉日産自動車株式会社
車両はゆったり座れる日産のミニバン「エルグランドVIP 2列シート」を採用。後部座席の前面に大画面(32インチ)のディスプレイを設置するなどの改装を行い、会議室に必要な機能を搭載。
◉ソフトバンク株式会社
Web会議用の通信回線として、ソフトバンクが提供する5Gを含むネットワークを利用し、快適な通信環境を実現。
◉大日本印刷株式会社
◉株式会社ゼンリン
会議終了前に目的地に到着した場合は、DNPが開発する専用のコミュニケーションツールを用いて運転手と連絡をとり、駐停車可能な場所に車両を停めて、会議が終了するまで「移動会議室」を利用。コミュニケーションツール上では、ゼンリンが提供する「ZENRIN Maps API」により、現在の走行位置を住宅地図レベルまで詳細に確認することができる。
◉株式会社クワハラ
従来高級ワンボックスタクシー・ハイヤー事業を展開してきたクワハラが、この車両の運行サービスを提供する。
上記のように5社が強みを持ち寄り、新たな価値を創造する「移動会議室」。高級ミニバンの後部座席でWeb会議。移動しながらの打ち合わせやプレゼンテーション。これが上手くいけば、効率的で安全、安心な働き方の実現に繋がるだろう。
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