日本導入を期待したいSUV。三菱エクスパンダークロスとは?
日本の自動車メーカーのクルマでも、海外でしか発売されていないモデルは結構あります。中でも最近人気のSUVは海外専売モデルが多く、「日本でも売れそうなのに」というクルマの宝庫。ということで今回はそんな、日本導入を期待したいSUVをご紹介。三菱エクスパンダークロスです。
エクスパンダークロス
アセアン諸国で好評のMPV・エクスパンダー。その追加モデルとして、昨年アセアン諸国でデビューしたのが、エクスパンダークロスです。SUVならではの力強さ、高い走行性能と快適な乗り心地を実現しており、エクスパンダーを基盤にしたMPVならではの使い勝手が良く広い室内空間を兼ね備える、クロスオーバーとなっています。
ダイナミックなエクステリア
フロントデザインには最新の「ダイナミックシールド」コンセプトを採用。SUVらしい堅牢さを際立たせるため、前後に専用スキッドプレートを装着しています。ボディサイドには、ブラックのホイールアーチモールディングを追加。これにより50mm広くなった全幅と、SUVらしい堅牢性を演出しています。また、大径17インチタイヤと新デザインのアルミホイールを採用。さらに、ルーフキャリアの装着を容易にするシルバーのルーフレールを追加しました。
ベースモデルのエクスパンダーに比べ20mm車高を高め、最低地上高225mmを確保。これにより荒れた道路や浸水した道路での走破性を高めたほか、ドライバーの視認性を向上させました。パワートレインは、『エクスパンダー』と同様の4A91型 1.5Lガソリンエンジンを搭載し、トランスミッションは4速ATと5速MTを用意。このエンジンは既存の4A9シリーズを強化したもので、高性能の吸音材と防振材を使用することにより、高い静粛性を実現しています。
クラストップレベルの広々とした室内空間を持ち、快適な7人乗りと、乗客が簡単に出入りできる室内レイアウトを実現。各列に配置したUSB端子など室内空間の快適性に細部にまでこだわった設計を施しています。2列目(60:40分割)および3列目(50:50分割)のシートバックは、荷物の大きさや形に合わせて使えるよう、簡単な操作で折りたためるようになっています。大きな荷物を積む場合には、2列目と3列目のシートを折りたたみ、段差や隙間のないフラットかつ広大な積載スペースを作ることができます。
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