海外向けキャリイ

海外向け新型キャリイ登場 なんとエンジンは1500cc!!

1961年の誕生以来、日本の軽トラの代表車種として長く親しまれている、スズキのキャリイ。実は海外でも販売されていることはご存知でしたか?4月25日、インドネシアにて新型キャリイが発表されました。ポイントは1.5リッターのエンジンが搭載されていること。あれ?軽トラじゃない?

インドネシアで発表された新型キャリイ

スズキキャリイ

海外向けのキャリイは1976年よりインドネシアの生産を開始。高い耐久性と扱いやすさで、働くクルマとして各国の人気を集めてきたスズキを代表する小型トラックです。今回新たに発表された海外向け新型キャリイは、重量物の荷下ろしを考慮して地上高を低くし、悪路でも軽快な走りを実現するために足まわりの剛性を強化。そして一番の注目点は高出力の1.5リッターエンジンを搭載したことです。日本では軽自動車というカテゴリー分けがありますが、海外にはそんなものは存在しない。なので、排気量にこだわる必要がないということですね。実際に海外向け新型キャリイは、車輌サイズも日本版キャリイより一回り大きくなっています。
2018年度のインドネシアの自動車市場において、小型トラックの販売台数は約1割を占めており、スズキのインドネシアにおける販売では小型トラックが約5割を占めているそうです。スズキは4月よりインドネシア国内で新型キャリイの販売を開始し拡販を図るとともに、約100ヵ国・地域にも順次輸出していく計画です。

車輌概要

全長×全幅×全高:4,195mm×1,675/1,765mm×1,870/1,910mm
ホイールベース:2,205mm
エンジン排気量:1.5L
初年度生産台数:7万台
価格:135.6~145.1百万ルピア(約105~112万円※)
※100ルピア/0.77円で換算。


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