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トヨタ・スープラが英国を沸かす!
〜グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード〜

 

7月12日から15日にかけて英国・グッドウッドで開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、トヨタは開発中のスープラの試作車を出展しました。
ギャラリーの前で華々しく走行し、スープラのアイデンティティである直列6気筒のサウンドを響かせている姿は圧巻だったそうです。会場に居合わせた多くのファン達はそのサウンドに心奪われ、イベントの注目の的。日本人として誇らしい気持ちになりますね。

 

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード

「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」は今年で25周年を迎えたモータースポーツイベントで、世界各国のレーシングカーやオートバイなどが走行し、毎年約20万人の来場者を集めます。
その栄えあるイベントにて、開発責任者の多田哲哉氏とニュルブルクリンク24時間耐久レースへの出場経験のあるテストドライバー、ヘルヴィッヒ・ダーネンスが運転するスープラの試作車が登場しました。
走行したのはグッドウッドで最も注目される「ヒルクライム」で1.9㎞の坂道を走行しました。

 

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード

開発責任者自らハンドルを握ったことからもスープラへの力の入り具合がうかがえます。
今回の試走について多田氏は「アクセルオフとブレーキングとの組み合わせで異なるエンジン音が出るようになっており、色々な音を楽しんでいただけたと思います。」
また今後発売されるスープラについては「86の兄弟車として、スープラを圧倒的に優れたものにしようと考えました。86よりも重心を低く、ボディ剛性は86の二倍に。実際、カーボンファイバーを使わずにレクサスLFAと同じ剛性レベルを達成したので、より手頃な価格とすることができそうです。」
また、スープラファンに知って欲しいこととして5つのポイントを教えてくれました。
・スープラ伝統の直列6気筒エンジンを搭載
・同じくFRレイアウトを継承
・A80(先代スープラ)からデザインのヒントを得ている
・それぞれの時代で存在感を見せてきたスープラ。新型でもそれを実現させる。
・新型スープラが純粋なガソリンエンジンによる官能的な音を楽しめる最後のトヨタ車

個人的には最後の「ガソリン車で楽しめる最後のトヨタ車」というパートが気になって仕方ありません。今後はスポーツカーでさえもハイブリッドへと移行していくのでしょうか。

 

ともあれ話題性抜群のスープラ。続報も楽しみに待ちましょう。

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