20◯◯年にはガソリン車がなくなる!?迫り来る総電気自動車化の波
現在欧州各国をはじめとして世界的に、環境に配慮した電気自動車の開発、推進が進められています。ガソリンの原料である石油な埋蔵量が懸念される現在、仕方のないことではありますが、ガソリン車は淘汰されていくことは間違いないでしょう。今回はそんな自動車業界の行く末を探ります。
欧州の動き
フランスでは2040年を最後に、ガソリン車およびディーゼル車の販売を禁止する政策を発表。パリ協定の目標達成を率先して牽引する目玉政策として注目を浴びました。大国がガソリン車の禁止を明確に打ち出すのは初の事例となりましたが、各国も同様の動きを見せています。オランダとノルウェーは2025年までにガソリン車の販売を禁止する動きがあり、ドイツも2030年を目標にガソリン車の販売禁止のための法案準備をしているようです。
日本は?
トヨタが2040年までにガソリン車およびディーゼル車の販売を廃止する方針を発表しています。しかも今年初頭には国に先んじて、東京都が2040年代までに都内でのガソリン車販売ゼロを目指す施策を打ち立てた。内容は集合住宅での電気自動車用充電設備設置の無償化など。
国内の企業や市区町村はもとより、世界の足並みからも遅れをとっている日本政府。しかしいずれは世界的な電気自動車化の波からは逃れられないでしょう。日本も欧州に押されるようにガソリン車自体が廃止される日はそう遠くないように感じます。
今はまだ十分な性能を発揮できていない市販の蓄電池ですが、そういった状況に追い込まれれば飛躍的な進化することが望まれます。手先が器用な日本人ですからそこは期待できるのではないでしょうか。
未来の世界ではガソリン車が時代遅れの乗り物と忌避されるのか、はたまた珍しがられて珍重されるのか。どんな時代がやって来るのか楽しみでもあります。
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