【K’SPEC NOW|特選コラム】純正ナットが危ない!? ホイールを交換したらナットを必ずチェック!
皆さんはホイールを社外品へと交換した際に、ナットの形状を確認しましたか?
実は純正のホイールには、自動車メーカーや車種ごとに異なった複数の座面の規格を持つナットが採用されています。
ナットの座面形状には、60°テーパー座、平面(ストレート)座、球面座の3種類があり、自動車メーカーによって採用される規格が異なり、また同じ自動車メーカーでも複数の座面形状を車種ごとに採用している例もあります。
実は、純正ナットには様々な種類がある。
社外品のホイールは、60°テーパー座が主流
アフターマーケットで販売される社外品のホイールは、60°テーパー座のものが主流です。
一般的な感覚で言えば、純正ホイールに付いていたものをそのまま使えば、なんだか安心な気がしますよね?!
でも純正ホイールの装着に使っていたナットをそのまま使うと、座面が異なるナットを使ってしまうことになる可能性もあるわけです。
そのような場合、一見固定されているように見えても、本来は面で接して固定するはずのナットとホイールが、線、または点での接点となり、緩みの原因となることも…。
ナットの緩みが発生すると、最悪の場合、脱輪の可能性もあるとか。
ホイールに合わせたナットを選ぼう。
特に通販などでホイールを購入して交換する場合、ナットの適合は十分に確認してくださいね。
ということで、気になった方は今すぐチェックを!!
また確認の際、締め付けは必ず規定のトルクで。
正しい知識で、安心、安全なカーライフを送りましょう!
この記事へのコメントはありません。