SKYLINEが「日本ネーミング大賞2020」優秀賞を受賞
年末のこの時期になると、全国各地で色々な賞が発表される。そして、日産のSKYLINEが「日本ネーミング大賞2020」優秀賞を受賞したそう。
「日本ネーミング大賞」というのは、一般社団法人日本ネーミング協会が主催。ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化を豊かにし、産業の発展に寄与することを目的に、賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰するアワードとして、本年度より開催された賞なのだ。
「スカイライン」は、日産自動車で最も長い歴史を持つ。日産を代表するプレミアムスポーツセダン。1957年に富士精密工業(のちのプリンス自動車工業)の主力乗用車として生産・販売が開始。その後、プリンス自動車工業と日産自動車が合併した1966年以降も「スカイライン」は日産自動車が引き継ぎ、現在は、13世代目のモデル。
車名の「スカイライン」は、「山並みと青空を区切る稜線」に由来。初代モデルの誕生当時、それまでの主力商品であった「プリンス・セダン」に代わる新型乗用車のネーミングとして決定。当時の富士精密工業の会長であり、ブリヂストンの創業者としても知られる石橋正二郎会長は、同社製品のゴルフボール「ブルースカイ」、「スカイウェイ」などと共通性のある「空」に因んだ言葉を指向し、社内に存在した命名案の中から、清冽なイメージを持つ「スカイライン」が選ばれたと伝えられている。
63年にも亘る長い歴史において、歴代の「スカイライン」は、常にその時代の最先端の技術を搭載し、進化し続けてきた。2019年9月に発売した現行モデルは、世界初の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を搭載するハイブリッドモデルと、運転の楽しさと高い走行性能を追求した、405馬力を誇る「400R」をラインアップし、大変好評を得ている。
日産自動車、執行役副社長は、
「第一回目となる日本ネーミング大賞において、優秀賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。60年以上をも受け継がれる『スカイライン』のネーミングが、今も魅力を放っている、と認めていただいたことは、『スカイライン』を愛し、育ててくださった日本のお客さま、そして、このモデルに情熱を注いできた仲間たちの熱い想いの賜物です」
と語った。
日本ネーミング大賞公式
https://j-naming-award.jp/
スカイラインWEBカタログ
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
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