D1GPシリーズ初参戦の三好隼人選手がベスト8に!

【激戦レポート】

D1GP

【第2戦】
日時|2024年5月12日(日)
会場|奥伊吹モーターパーク

D1GP第2戦。会場&コースは前日の開幕戦に引き続き、奥伊吹モーターパーク。ただ一つ違ったのが天気で、これが波乱を巻き起こす要因となる。

朝から小雨が降ったり止んだり。しかしながら路面に影響はないと判断し、「ドライ」としてAグループから競技がスタートする。が、続くBグループからは「ウエット」に変更となり、その前に挑んだAグループの後半も明らかにウエットであったため、Aグループは走り直すことに。A・B・C・Dの各グープルで、路面のコンディションは大きく異なり、非常に厳しく難しい戦いが選手たちに課せられた。

開幕戦で優勝した中村直樹選手はBグループの前半で、最も悪いコンディションの中、単走に挑む。巧みなマシンコントロールを披露するも、スコアは92.71、全体で10位に。とはいえ、危なげなく追走トーナメントに進出するところがさすがと言える。

この日、VALINOドライバーの中で最も輝いたのは三好隼人選手だ。中村直樹選手が追走の初戦で姿を消す中、D1GPシリーズ初参戦の三好隼人選手がベスト8に食い込んだ。三好隼人選手が操るGR86のワイドボディ。振りも安定性も素晴らしく、躍動的なドリフトを見せつける。追走1回戦を勝ち上がり、続くベスト8で惜しくも敗れたが、次に繋がる攻めの走りだった。

中村直樹選手 vs 藤野秀之選手

追走トーナメントの初戦。D1ストリートリーガル時代からのライバル同士の戦いは、藤野選手に軍配が上がった。

この日の優勝は、前日の開幕戦で中村直樹選手とベストバトルを繰り広げた日比野哲也選手で、11年降りの優勝となった。

◉文|アンドカスタム編集部
◉写真|VALINO( https://valino.jp )


関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。