今年はもう無理なのか!? トヨタの「工場出荷時期」総まとめ
まさかコロナの影響で、こんな事態になるとは……。2ヶ月、3ヶ月待ちは当たり前で、「半年待ち」というクルマが、なんと6車種も……。
コロナ感染の拡大、並びに世界的な半導体部品不足により、現在、多くの車種で生産の遅れが発生している。そんな中、トヨタは幅広く部品・半導体メーカーへの協力の呼びかけをして部品調達を行い、また、他地域での生産をするなど、全力で部品の供給確保に努めている。しかし、なかなか状況が上向かない。
改めて、現在の「生産遅延に基づく工場出荷時期目処」を整理すると、以下の通りに。
【2ヶ月待ち】
・カローラ アクシオ
・カローラ フィールダー
※ハイブリッドは3ヶ月待ち
【3ヶ月待ち】
・グランエース
・コペン GR SPORT
・パッソ
【3~4ヶ月待ち】
・ハイエース バン
・ハイエース ワゴン
・ピクシス エポック
【4~5ヶ月待ち】
・ヤリス
・C-HR
【5~6ヶ月待ち】
・ピクシス ジョイ
【6ヶ月以上待ち】
・アクア
・ヴォクシー
・カローラ クロス
・ハイラックス
・ヤリス クロス
・ランドクルーザー プラド
ここに名前がない車種は、すぐにでも手に入るかというと、そうではない。目処さえ立たず、予約受付を取りやめた車種もある。コロナ前では考えられないことが、今現実に起こっている。買いたくても買えない。乗りたくても乗れない。売りたくても売れない。
ちなみに、工場出荷時期とは、お客が販売店で注文し、トヨタが生産・工場出荷までに要する時間の目安のこと。そこから販売店に輸送、さらにオプション部品を購入した場合は、販売店でオプション品を装着するなど、さらに時間がかかる。となると、ここに羅列している多くの車種が、年内納車は難しい状態と言えるだろう。
トヨタは、「1日でも早くお客様のお手元に車両をお届けできるよう、最善を尽くしてまいりますので、ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」とコメント。
ここ最近になってもコロナの収束が見えて来ないが、いちクルマ好きとしては、どうか、トヨタの努力が好転へのきっけとなって欲しい。そう願うばかりだ。
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