昨年、一番嬉しかったニュースと言えば、やはり、伊藤かずえさんの愛車・シーマのレストアだろう。
セダン好き、日産好き、シーマ好きにとって、昨年、一番嬉しかったニュースと言えば、やはり、伊藤かずえさんの愛車・シーマのレストアだろう。
改めて振り返る、伊藤かずえさんの「シーマ」復元
日産は、俳優の伊藤かずえさんが30年以上乗り続けている愛車・シーマへの想いに感謝し、「今後も長く乗り続けて頂きたい」との気持ちを込め、昨年4月より車両のレストア(復元)を実施してきた。
誰もが知る有名人とはいえ、大企業をここまで動かしたのは、やはり、伊藤かずえさんのシーマへの愛情が半端ではないからだろう。
伊藤さんは、長きに亘り、大事に、丁寧に、「シーマ」を運転されており、また定期的なメンテナンスや点検なども実施されていた為、大きな不具合などは一切なかったそう。
その一方で、再塗装をされた外装や、外からは見えない細かいパーツなどの経年劣化、汚れなどは、多くの箇所で発見されたらしい。
今回のレストアは、今後も伊藤さんに愛車・シーマを長く乗り続けて頂けるよう、作業が必要な箇所を洗い出し、新しくするべき部分と、補修をすることで対応できる部分とを組み合わせて実施。
30年以上前の車両だからこその風格を残しつつ、新車のような美しさに仕上げた。こうした日産のオーナーに寄り添った作業も、日産ファンにとっては嬉しい部分だろう。
「今回のレストアでは、生産が終了している部品の入手や作業方法の確認など、当初想定していた以上に時間が掛かり、思うように進まない部分もありましたが、日産社内はもちろん、多くの企業からの協力により、無事、完了することができました」と日産はコメント。
例え、想定よりも時間がかかったとはいえ、諦めること無く、無事にレストアを完了させてくれたことこそが、伊藤さんはもちろん、それを見守っていた日産ファンも嬉しかったに違いない。
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