煽り運転

あおり運転の厳罰化、スタート!

 

まもなく夏休み。今年の前半は自粛・自粛で満足に遊べず、「夏休みこそは満喫するぞ!」という方も多いだろう。とはいえ、コロナはまだまだ心配。だから、新幹線や飛行機を使わずに、クルマで近場の行楽地に行くって方も多いはずだ。

その時、ドライバーが気を付けるべきは、あおり運転。イラッとしてアオったら、以前までとは大きく異なり、ビックリするほどの罰が待っている。

あおり運転の厳罰化

警察庁は「あおり運転」の厳罰化のため、6月30日に「妨害運転罪」を創設。

●10の違反例
[1]車間距離不保持 …車間距離を極端に詰める
[2]進路変更禁止違反 …急な進路変更を行なう
[3]急ブレーキ禁止違反 …急ブレーキをかける
[4]追越しの方法違反 …危険な追い越し
[5]通行区分違反 …対向車線にはみ出す
[6]警音器使用制限違反 …執拗なクラクション
[7]減光等義務違反 …執拗なパッシング
[8]安全運転義務違反 …幅寄せや蛇行運転
[9]最低速度違反 …高速道路での低速走行
[10]高速自動車国道等駐停車違反 …高速道路での駐停車

これらを行った場合は、3年以下の懲役、又は50万円以下の罰金。そして、免許は2年間の取り消しとなる。

さらに、あおり運転をした上で、高速道路などで相手のクルマを停車させるなど、悪質な場合は5年以下の懲役、又は100万円以下の罰金。そして、3年間の免許取り消しとなる。

警察庁では「思いやり・ゆずり合いの運転をするように!」と呼びかけると同時に、「ドライブレコーダー」の装着も強く薦めている。加害者になるのは以ての外だが、被害者になった時のことも考えると、今の時代はドラレコは必須なのかもしれない。

あおり運転の厳罰化


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