ガソリン代が激安。一体なぜ???
ガソリン代が激安だ。スタンドによっては120円を切る所も出てきている。これは一体どういうことか???
調べてみると、レギュラーガソリンの全国平均価格が11週連続で下落していることが分かった。現在の平均価格は133.7円。2020年1月の全国平均価格は151.6円で、つまり、17.9円も値下がりしている。
これもコロナの影響かというと、一概にそうとは言えないらしい。ガソリン安の理由は「原油コストが下がったことだ」と主張する専門家が多い。簡単にいうと、世界経済の減速による石油需要が伸び悩み。つまり、供給が需要を上回り、どんどん価格が下がっていく状態。
ガソリン安は、もちろん、日本だけの話ではない。これは世界中での話。ゆえに、つい先日の4月10日に国同士の会合がもたれ、供給量を減らすことを決定。したがって、いつまでもガソリン代の激安時代が続くわけではなく、一定期間を経て、再び上昇する可能性もある。
ガソリン代は世界の景気と連動しているわけで、激安状態を喜んでいいのか、嘆くべきなのか、普段からクルマに乗るユーザーは悩むところだが、コロナの影響で収入が不安定な今に限っては、ある意味、ありがたい話なのかもしれない。
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