LEXUSが過去最高の年間販売実績を記録!
LEXUSが過去最高の年間販売実績を記録した。2019年1月~12月の全世界販売実績は765,330台。これは過去最高の年間販売実績であり、前年比110%と、前の年を大きく上回る数字となった。
要因は幾つかあるが、2018年に導入した新型ESやUX、2019年8月にマイナーチェンジしたRXが好調だったのが大きい。また、中国のラグジュアリー市場の伸長が全体の販売を牽引したという見方もある。
今回の結果について、レクサスの佐藤恒治氏は、
「世界中でレクサスモデルをご愛用いただいているお客さまのお1人お1人に心より感謝を申し上げます。われわれレクサスは、創業時の原点であるイノベーションの精神とたゆまぬ進化を徹底的に追求してゆくことで、お客さまのご期待を超えるクルマづくりに挑戦し続けてまいります。
本年以降は、電動化ビジョン『Lexus Electrified』のもと、初のEV市販モデルUX300eの発売を皮切りに、電動車ラインアップを拡充してまいります。クルマづくりの基本に立ち返りながら、レクサスのDNAである静粛性・乗り心地をより一層進化させるとともに、長年ハイブリッドで培ってきたモーター制御技術による駆動力の統合的な制御など、レクサスならではの楽しさ・喜びをご提供してまいりたいと思います」
と述べている。
ちなみに、主要地域別の販売実績は以下の通り。
・北米:約32.5万台(前年比100%)
・中国:約20.2万台(前年比125%)
・欧州:約8.7万台(前年比114%)
・日本:約6.2万台(前年比113%)
・中近東:約3.2万台(前年比108%)
・東アジア:約3.4万台(前年比108%)
レクサスの母国とも言えるアメリカでは群を抜いて売れているが、世界で最も厳しいと言われる高級車市場のヨーロッパでも、前年比114%増の8.7万台を記録していることに注目したい。日本市場よりも2.5万台も多く売れているというから凄い。
特に伝統を重んじるヨーロッパで好調なのは、「レクサスに足りていなかった伝統が加わりつつあるから」だろう。ここ最近、不景気&ネガティブな話が多かった日本の自動車メーカーであるが、その中で、世界で認められ、好成績を残したと言う話は嬉しい限りである。
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