LEXUS、新型「ES」を発売

新型ESが10月24日にデビュー。ESはレクサスブランド創設以来、文字通り、歴史を作り上げてきた基幹モデル。ようやく、日本に初上陸を果たした。

ESとは？？

実はESの歴史は古い。初代ESは1989年にフラッグシップのLSと共に登場。つまり、レクサスの最古参的存在。

日本ではレクサスではなく、トヨタにて「ウィンダム」の名で2006年まで販売。つまり、レクサスESというのは日本では未発売だった。そのため、日本では馴染みは薄いが、発売以来、世界各国で人気を集めていた。上質な乗り心地、静粛性、広い室内空間が好評の要因で、レクサスを代表する基幹モデルとして、ESは着実に歴史を築き上げてきたのだった。

そして、この7代目の新型ESで、ようやく、母国日本でも販売が決定。「凱旋」などと表現するメディアが多いのはそれゆえで、そういった意味でもESは日本のレクサスファンたちから、大きな期待を集めているのだ。

 

ESはどこが凄い？？

新型ESは、先頃リリースしたLC・LS に続く、新世代レクサス車。ゆえに、デザインや走りも大きな変革を遂げている。特にこのクルマの原点とも言える「上質な快適性」という部分を進化させてきた。

具体的には、低重心なGA-Kプラットフォーム。これにより、流麗かつ引き締まったエクステリアに。第一印象が◎という人も多い。

また、ドライビングの高揚感、くつろぎの空間を融合した、広く快適な室内空間も見逃せない。

さらに、新たなプラットフォーム・パワートレーンを採用しているのだが、歴代のESのDNAとも言える、上質な乗り心地の進化はもちろん、優れた操縦安定性も獲得。乗り心地と操縦安定性という、相反する要素を両立した「二律双生」を実現しているのだ。

 

デジタルアウターミラーとは？

何よりも話題なのが、量産車として世界初採用のデジタルアウターミラー。カメラで撮影した映像を、一瞬のうちに見やすくした上で、フロントピラーの前に設置した5インチのディスプレイに映し出す。

未来の装備が遂に現代のクルマに採用されたわけで、「これはぜひとも運転してみたい！」、そんな気持ちにさせる。

 

Fスポーツ、エンジン、価格は？

2.5ℓ直4ハイブリッドのFF駆動。これらは共通だが、グレードは2種類用意し、標準の他、Fスポーツ仕様も選べる。

Fスポーツは標準とグリルやサイドグリルが異なる。19インチホイール、シート＆ステアリング＆メーターもFスポーツ専用品で、よりスポーティに仕上げている。

 

価格はバージョンLが698万円、Fスポーツが629万円、標準が580万円となる。レクサスESの事前受注は、なんと2200台。レクサスが掲げた月間販売目標は350台で、10月24日の時点で6倍を超える好調な滑り出し。しかも、新規顧客はそのウチの3割を占めるという。

新型ESはレクサスブランドの拡販に一役買っているのは間違いない。

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レクサス
https://lexus.jp/models/es/

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