フォードGT ヘリテージ・エディション

【K’SPEC NOW|特選コラム】ガルフカラーについて調べてみました!

最終更新日|2024110

薄ブルーとオレンジのカラーリング。この感じ、とっても今っぽくてカワイイなって思いませんか。ということで、さっそく調べてみました。

★ 色の名前はガルフカラー

まず、この斬新なツートンカラーは「ガルフカラー」と言うそう。今から約50年前の1968年と1969年に、このガルフカラーのフォードGT40が、ル・マン24時間レースを2連覇。それによって一躍、このカラーリングは有名になりました。さらに、ガルフカラーを有名にしたのが、1971年に公開された、スティーブ・マックイーン主演の『栄光のル・マン』という映画。

ル・マン24時間レースが舞台のカーアクション映画で、主人公はガルフ・ポルシェチームのレーサー。ガルフカラーのポルシェ917Kが、ライバルであるフェラーリと最終周回まで接戦を繰り広げるシーンがとても有名。この映画によって、ますます、ガルフカラーは世界的に有名に。

スーパーGTに参戦するガルフレーシングジャパン

スーパーGTに参戦するガルフレーシングジャパン

その後、この特徴的なツートンカラーは、ポルシェやマクラーレンといった数々のレーシングマシンに採用され、そして、現在もWEC世界耐久選手権の他、日本のスーパーGT300クラスなどでも大活躍している。

★ フォードGT ヘリテージ・エディション

そして、最近。フォードがル・マン24時間レース2連覇の50周年を祝う特別モデルとして、2016年に復活を果たした『GT』に、ガルフカラーを施したスペシャルグレード『フォードGT ヘリテージ・エディション』を発表。

フォードGT ヘリテージ・エディション

フォードGT ヘリテージ・エディション

フォードGT ヘリテージ・エディション

フォードGT ヘリテージ・エディション

ガルフカラーのマシンで初めてル・マンを制したフォードにとっても、やはり、ガルフカラーが特別な存在であることが分かりますね。薄ブルーとオレンジのカラーリング。今風でカワイイ色だなって思っていたんですが、実は、ガルフカラーはとっても歴史のあるツートンカラーでした。


関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。