地震

【大震災】運転中に地震に遭遇した場合の正しい対処方法

最終更新日|2024年1月11日

近頃、関東の群発地震や大阪で発生したM6レベルの地震など、地震に関するニュースがほぼ毎日飛び込んできます。普段から地震の備えをしておき、いざという時に迅速に行動できるようにしたいものです。運転中に地震に遭遇した際の正しい動き方を覚えておきましょう。

地震発生!

hinan01

※出典:静岡県警察

緩やかに道路左側に停車してください。この時に急ハンドル、急ブレーキを避けてください。停車後はラジオなどで地震や交通の情報確認し、周囲の状況を見つつ行動してください。

引き続き車を運転する場合

道路の損壊や倒壊物に気をつけて運転してください。また信号が作動停止している場合もありますので、ゆっくり運転すること。

車を置いて避難する場合

hinan02

※出典:静岡県警察

大規模な地震により避難を余儀なくされた場合、車での避難は避けてください。自身が渋滞に巻き込まれて身動きが取れなくなったり、救急車や消防車などの通行の妨げになる可能性があります。車は可能であれば道路外、それが難しい場合は路肩に寄せておくこと。
いざという時に車を移動できるように、車はキーを挿しっぱなしにするか、キーレス車の場合はメーター周りなど見つけやすい場所にキーを置いておきましょう。

もし津波の危険性があり、車を使っての避難を余儀なくされたら?

いくら車で避難してはいけない、と理解していても、現実問題としてそうもいかない状況もある。例えば避難者の中に歩行が困難な人がいる場合や、徒歩での移動では間に合わないと思った場合など。
実際、車で避難したことで命からがら逃げ延びたという事例が先の東北地震でもありました。しかし、移動中に渋滞に巻き込まれる確率は限りなく高いです。つまり、個人で渋滞を免れる方法はなく、地域の街づくりを見直すしかありません。例えば道路状況の改善や、避難場所を分散させるなどです。

いま私たちにできることは、もしものために自分が住む地域で一番近い避難場所を確認してくことです。不測の自体にもできるだけ冷静に、安全に避難できるよう事前の備えをしっかり行っておきましょう。

この度の大阪での震災により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心より お祈り申し上げます。


関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。