〈保存版〉今さら聞けない前後期の違い【トヨタ 20アルファード / ヴェルファイア】
最終更新日|2024年1月10日
自分の愛車って、街角で見掛けたあのクルマって前期? それとも後期? なんて聞かれても「え・・・」となって答えられません(泣)では、クルマ好きとしてはちょっと恥ずかしいですよね。かといって人に聞くのも・・・なんていうアナタに贈る目利き所をケースペックナウが教えちゃいます。オーナーならば知っているのが当たり前、知らぬは一生の損。ここでいま一度、おさらいしましょう。今回は根強い人気の20系アルファード&ヴェルファイアです!
紹介車年表:20系アルファード&ヴェルファイア
【前期】2008年(平成20年)5月〜2011年(平成23年)11月
【後期】2011年(平成23年)11月〜2015年(平成27年)1月
注目①【フロントバンパー】
アルファード&ヴェルファイアは、先代の20系にも標準グレードとエアログレードがあり、前後期で、両グレードともにフロントバンパーが変わり、よりシャープな印象となっています。とくにカスタマイズ人気が高いのがエアログレードですが、前後期を比較すればこの通り。前期がややラウンドした軟らかいソフトなデザインに対し、後期はよりエッジが効いたシャープなフォルムとなっています。
前期/エアログレード S
後期/エアログレード S
後期バンパーでは、グリル直下に、1本のバーが入る長尺のダクトが追加されており、そこに注目するだけでも前後期の判別ができます。
注目②【ヘッドライトとその周辺】
前後期でヘッドライトの形状自体は同じですが、アルファードのSグレードのみ、前期スモークに対し後期はブラックメタリックへと、インナーハウジングカラーが変更されています。ちなみに、ヴェルファイアZは前後期ともにスモークです。レンズ根元にある、バンパーとの接点部が異なり、前期が比較的フラットな形状だったことに対し、後期はレンズ面が僅かに窪んでいます。アルファードでは横の縦バーが、ヴェルファイアではレンズ横の縦バーとレンズを上下に分断する中間部のガーニッシュが、似ているようで違うんです。前後期で専用となります。
前期/アルファード
後期/アルファード
前後期ヘッドライトの目元にご注目を。後期はわずかに窪んでいます(ヴェルファイアも同様)。
前期/ヴェルファイア
後期/ヴェルファイア
3.5㍑の上級2グレードには、ハイロービームを自動変換する「オートマチックハイビーム」が追加されています。
注目③【フロントグリル】
アルファード&ヴェルファイアともに、大きさだけでなく、グリルインナーのバーの本数や太さが前後期で異なります。両側面部のピラーやバンパーとの接点部分は、前後期で専用となっています。エンブレムサイズも前後期で違うなど、微妙に仕様が異なります。余談ですが、フロントグリル下あたりのバンパーの固定方法やフレーム形状も違います。
前期/アルファード
後期/アルファード
アルファードではボンネット先端にあるメッキガーニッシュも前後期専用です。
前期/ヴェルファイア
後期/ヴェルファイア
ヴェルファイアもグリルがよりドッシリとした力強い印象に。
注目④【リアガーニッシュ&バックランプ】
バックランプはレンズ自体が後期で横長に変更されました。リアナンバーの上にあるガーニッシュも、アルファードで横長に変更されたほか、ヴェルファイアではボディ同色からメッキに変更したうえ、さらに横長に変わりました。前期ではリアのナンバーまわりはアルファード&ヴェルファイアでそれぞれ専用でしたが、後期から共通化されています。
前期/アルファード
後期/アルファード
前期/ヴェルファイア
後期/ヴェルファイア
リアバンパーやリフレクターは、各グレードで前後期共通となっています。レンズカラーは、アルファードのウインカー部分が、標準グレードはでピンク。エアログレードでスモーク。ヴェルファイアのウインカー部分が全車クリアである点は、前後期変わっていません。
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